報道関係者各位
2008年3月6日

下降をたどる定着率がモバイルTV成長率36%に落とす影

モバイルユーザー34,000 人への調査結果から見える通信事業者の潜在市場

テラブスは、ヨーロッパ5カ国 (イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン) と北米のモバイルユーザー34,000 人を対象に、モバイルTVサービスについてのユーザー意識調査 (M:Metrics社へ委託1) を実施しました。

2007年、モバイルTVサービスの解約率は68%に達し、モバイル市場全体の成長率36%を大きく上回りました2。昨年テラブスが実施した調査から1年、モバイルユーザーは今もなおモバイルTVサービスの欠点に、価格に続く重要な課題として、信頼性と品質を指摘。しかし、2008年内にこれらの課題が改善された場合、60%の解約者がサービスの利用を再開してもよいと回答。すなわち、通信事業者にとって課題であるサービスの品質と信頼性を改善することで、失った潜在市場の半数近くの再獲得につながり、約2億7,000 万ドルの市場規模を期待することができます3。

容量不足問題を解決

増え続けるモバイルユーザー数に加え、モバイルTVのような高帯域幅サービスがネットワークのバックホールにひずみを引き起こしています。この容量不足の問題は、3Gサービスの信頼性と品質へ直接影響を与える可能性があります。通信事業者は、障害を防ぐための帯域幅と、その優先順位を自動で保証するバックホールアーキテクチャを必要としています。ユーザーがモバイルTVを楽しむことを保証するため、事業者はイーサネットバックホールによる高度な信頼性と、厳格なQoSを実現するスードワイヤーベースのプラットフォームへ統合しているのです。 Tellabs® IntegratedMobilesm ソリューションは、通信事業者による迅速かつ費用対効果の高い新しいサービスへの統合の実現をサポートします。

ユーザーからのクリアなメッセージ

テラブス、欧州、中東およびアフリカ地域副社長のPat Dolanは以下のようにコメントしています。
「GSMA Mobile World Congress では、通信事業者がどのようにして新サービスを市場導入し、そして新たな収益を上げることができるのかをモバイル業界全体が注目し議論を交わしていますが、どの新しいサービスが成功するのかは、業界ではなくユーザーが決定するのです。この調査の結果は、業界の動向以上に注目すべき重要なポイントを誰が握っているのかを思い起こさせる結果を示しています。

通信事業者が単なるパイプを提供するベンダーとして生計を立てていくことは難しい。モバイルユーザーが楽しめるコンテンツを提供することで、収益を拡大することができるのです。しかし、モバイルバックホールの収容力、信頼性、そして品質に依存する高帯域幅サービスの拡大に伴い、ネットワークの強化が余儀なくされています。これらの課題取り組んでいる多くの事業者とともに取り組むテラブスは、業界のさらなる進展に自信を持っています。」

国別比と前年度比

イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、スペイン、そして米国で、モバイルTVユーザーへ実施した意識調査の結果、国別の注目すべき傾向や、既存ユーザーに対して解約ユーザーの数が大きく上回っていることが明らかになりました。

  • イギリスでは、モバイルTV解約者挙げたがサービスを視聴しない理由において、信頼性と品質が最高の比率を占める
  • 米国におけるモバイルTVの解約者対既存契約者の比率は1.3と低めであったが、解約者がサービスを継続しない理由として信頼性と品質を挙げる比率はヨーロッパでの結果とほぼ同率
  • 米国におけるモバイルTV浸透率は、ドイツを除くヨーロッパ市場に遅れを取っている
  • モバイルTVの契約者率は、イタリアが最も高く、ドイツでは解約者のび率が159%という驚くべき結果となった

M:Metrics社による2008年予測

M:Metrics社のシニアアナリストであるPaul Goode氏のコメントは以下のとおりです。
「モバイルTV成長率が36%と賞賛の傾向にある。しかし、解約率上昇傾向が、順調そうに見えている初期段階のモバイルTV市場への投資に影を落としている。2008年のビジネスチャンスと課題は、新規ユーザーの獲得はもちろんのこと、改善されたネットワーク品質と信頼性で元ユーザーを取り返すことにあります。」

  1. 出展: M:Metrics' Survey of British, German, French, Spanish, Italian and U.S. mobile subscribers aged 13 and above in October 2007, n=34,675. US ratio was 10,943 of total.
  2. 2007年1月~11月
  3. 収益2億7,000 万ドルの予測は、サービスの品質と信頼性の問題から、サービス契約の継続を解消した元ユーザー93万2,000 人に加え、モバイルTVを初めて視聴後に解約ユーザーと同じ理由から契約に至っていない315万1,000 人の初期視聴者より回収した予測に基づいています。この半数近くの契約者、約200 万人が平均月額費用$11.30を支払っているとした場合、視聴者数54%増、追加収益2億7,000 万ドルが想定される。
  4. 参照: Appendix ヨーロッパおよび米国統計結果

 

【テラブスについて】

米国イリノイ州に本社を置くテラブスは、世界中のサービスプロバイダー向けに、高度化するユーザーのニーズに応える通信ネットワークの構築をサポートしています。当社のブロードバンドソリューションは、有線・無線を問わず、音声・映像そしてデータ通信のための高品質なサービスを提供します。
当社は、米「BusinessWeek」誌が選ぶIT関連企業を対象にした「InfoTech 100 」にランクインしており、NASDAQ100 インデックス、NASDAQ Global Select Market、Ocean Tomo 300™ Patent IndexならびにS&P500 インデックスに登録されています。

本社ウェブサイト: http://www.tellabs.com/
日本語ウェブサイト: http://www.tellabs.com/jp/

M:Metrics社について ― M:Metrics社は、携帯コンテンツおよびアプリケーションの消費者消費測定、事業者および携帯電話機器OEM、プラットフォームベンダー、メディアおよびその他企業の実績評価におけるパイオニア企業です。M:Metricsの提供する月例シンジケートサービスは、高精度かつ検証可能な真の測定値情報を提供し、携帯コンテンツおよびワイヤレスアプリケーション部門の上級管理者に、より優れたビジネスおよびクリエイティブ、生産量の決定を行う力を与えます。M:Metircs, Inc.は、サンフランシスコおよびロンドンにオフィスがあり、ワシントン州シアトルを本部とするベンチャー資本の民間会社です。

M:Metrics Dataについて― M:Metrics社は、各国の携帯電話消費者を代表する最新のサンプルに基づき、市場サイズ、デバイスリーチ、および主要なデモグラフィックのサマリー、さらには携帯電話使用量特性を報告しています。ここに示されたデータは、携帯電話消費者の各月サンプルからキャリアおよび特定機種モデル契約者情報を収集する広範囲に渡る調査アンケートから選ばれており、また様々な携帯電話アプリケーションおよび統計的にバランスのとれた携帯電話消費者の国内総人口を予測した各サンプルから収集されたコンテンツデータの現在および過去の使用量に関連した具体的な詳細まで掘り下げています。

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】

株式会社トレイントラックス(テラブス株式会社PR代理店) 担当: 伊藤、山角
TEL:03-5738-4177 FAX:03-5738-4178 E-mail:pr@traintracks.jp

Appendix

   
ドイツ
スペイ
フラン
イタリ
イギリ
 
アメリカ
携帯電話契約者のモバイルTV
を視聴数
(2007年11月、3ヶ月平均)
281,416
305,459
420,629
497,521
482,900
1,737,00 4
現ユーザー1人あたりの解約ユ
ーザー比
(2007年11月、3ヶ月平均)
2.1
2.4
2.7
2.2
1.8
1.3
モバイルTV契約者成長率
(2007年1月~11月、3ヶ月平均)
51%
17%
44%
23%
25%
45%
モバイルTV解約者成長率
(2007年1月~11月、3ヶ月平均)
159%
74%
147%
37%
55%
49%
モバイルTVを視聴しない理由
に信頼性と品質を挙げた解約ユーザー率 (2007年10月時点)
26.7%
28.4%
25.4%
22.7%
30.0%
22.0%

※ Tellabsと のトレードマークは、テラブスとその国内外の関連会社が所有権を有しています。その他の社名および製品名は各社の商標です。